栽培に適した渥美半島の気候が甘みにのったキャベツを作ります。
渥美半島は秋から春までの寒暖の差が大きく、半島特有の北風(から風)が吹く気候から、甘みののった美味しいキャベツが作られます。これはキャベツが冬の寒さに負けないように糖分を蓄えながらじっくり育っているからです。
近年、農業の高齢化と担い手不足が問題になっている中、弊社では、直営農場、契約生産者での供給体制によって
安全・安心、安定した美味しいキャベツの供給
を行っています。
また、販売先からの要望に応え、既存の販売ルート、産地規格ではできなかった商品作りにも取り組んでいます。
安田商店のキャベツができるまで(土作り〜出荷の流れ)
■土作り
まずはキャベツの栽培に適した良い土作りから。
キャベツの良し悪しを左右するとても大事な作業です。
良質なたい肥作りを地域の畜産農家と協力して行い、畑に散布します。
(たい肥サービスの詳細についてはコチラ)
■播種・苗作り
キャベツの播種は7月〜8月末の最も暑い時期に行われるため、
高温の影響による発芽率の低下が懸念されます。
当社では、播種を冷蔵庫に保存することで発芽率が飛躍的に向上します。
(播種冷蔵サービスの詳細についてはコチラ)
■植え付け(定植)・管理
苗場で育った苗を畑に植え付けていきます。
植え付けた苗が大きく成長するまで、細心の注意をはかりながら
水掛、除草など様々な管理作業を行っていきます。
■収穫・保管・出荷
丸々と成長したキャベツをいよいよ収穫します。
収穫したキャベツは弊社へ入荷後、検品して保管します。
保管温度はキャベツの鮮度を維持するため、芯温が3℃になるよう調節し、
出荷配送温度も3℃設定で鮮度を維持したまま、納品場所にお届けします。
【残留農薬検査について】
害虫の発生が最も多いシーズン初めのキャベツの中から検査を行っています。
毎年この時期のキャベツの検査結果は、基準値の1/10となっていますので
問題ないと判断しています。
【出荷時期について】
出荷開始は12月10日を目安に始めています。
出荷終了はシーズンにもよりますが、4月中旬を目安にしています。
【4月後半〜5月のキャベツ端境期の対応】
3月以降の出荷物の中から冷蔵保管に適したものを選び、
保管して頂いています。